インドネシアで一番使われているメッセンジャーアプリは何でしょうか?
実は、各種調査によると ブラックベリーメッセンジャー(BBM)なのです。
ここでブラックベリー端末と混同しがちなのですが、違います。
BBMはブラックベリー端末だけでなく、AndroidやiOSでアプリを展開しており、その比率は2015年秋のブラックベリー社資料によると、
Android端末:3550万MAU
iOS端末:200万MAU
ブラックベリー端末:1350万MAU
全体では5100万MAU(マンスリーアクティブユーザー)という規模になり、インドネシアのスマホ普及台数がまだ1億台に届いていないことを考えると、スマホ保有者の2人に1人はBBMアプリを利用しているということになります。
他のメッセンジャーツールと比較してどうでしょうか。
出典:INDONESIA MESSENGER TREND REPORT 2016
各社調査方法は違うかと思いますが、BBMがメッセンジャーアプリで1番利用されているようです。
また、GooglePlay Storeにおいてもアプリローンチから今まで総合無料アプリランキング1位をほぼずっと守り続けています。
最近ではLINEインドネシアがECとゲームに力を入れて色々な取り組みを行っており、このままBBMの1位が続くかわかりませんが、インドネシアのメッセンジャーアプリ市場はこの1,2年で大きな動きがある気がします。
例えばLINEはバイク配車アプリ大手のGO-JEKと提携し、LINEを通してバイクタクシーを注文できるようにしました。