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世界に羽ばたく台湾の4大ティーブランド(後編)

外食産業

世界に羽ばたく台湾の4大ティーブランド(後編)

前回は1990年代の老舗ティーブランド2社を紹介したが、後編は2000年代以降に生まれたティーブランドを紹介していく。2010年代に入る頃には、台湾市場は飽和状態と言われるようになっており、早くからグローバル化を考えなければならない時代背景がある。

Gong Cha(ゴンチャ/貢茶)

ゴンチャジャパンのホームページより

世界に羽ばたく台湾の4大ティーブランド。3つめはゴンチャである。ゴンチャは、2006年に呉振華によって、台湾高雄にて創業。日本のホームページには世界で約1100店舗と書かれているが、ゴンチャは中国では四云奶盖貢茶というブランド名で運営されており、その店舗数は700以上を誇る。よって、グループでは1800店舗になるであろうか。

ゴンチャが特徴的なのは、韓国で大成功しているという点である。ゴンチャコリアは2012年、金融マンだったオーストラリア人Martin Berryと韓国人妻のYoejin Kimが創業し、韓国のカフェブームの波に乗って、ドリンクスタンドでは無くカフェ業態で拡大していった。その数、2019年12月現在で500を超えている。

そんな大成功の中、日本のプライベート・エクイティ・ファンド(PEファンド) であるユニゾンキャピタルの資金が入り、ゴンチャコリアは2017年1月、ゴンチャのグローバル本社である貢茶國際股份有限公司の株式を70%を取得する。そして、つい最近のニュースであるが、2019年11月、米国PEファンドであるTAアソシエイツがユニゾンキャピタルの持つ70%の株式含め、100%全ての株式取得が完了したようである。それに伴い、ゴンチャグループの会長職にはマクドナルドにてアジア太平洋や中東での店舗拡大を担当していたPeter Rodwell(ピーター・ロッドウェル)が就任し、社長職は引き続きゴンチャコリアを拡大したEuiyeol Kimが担当。ゴンチャジャパンは元日本マクドナルドの社長を務めた原田泳幸が就任となった。

ゴンチャグループの世界展開を見てみると、韓国の500店舗に次いで、アメリカ66店舗、オーストラリア59店舗、日本55店舗など、経営陣のメンバー構成が色濃く現れている。これに加えて、現在東南アジアで注力しているベトナム、マレーシア、シンガポール、フィリピンをどこまで伸ばしていけるのか、マクドナルドOBコンビの手腕が問われていくものと思われる。

Chatime(チャタイム/日出茶太)

チャタイムジャパンのホームページより(2019年12月時点では1000店舗を超える)

最後は、世界で1000店舗以上を展開するチャタイムである。チャタイムは、2004年に王耀輝ら6人によって設立された六角國際事業股份有限公司(以下六角国際)によって運営されており、六角国際は2015年に台湾証券取引所に上場を果たしている。上場企業ということで、売上を見ることができるので、下記に紹介しておく。2018年の売上は38億6,000万台湾元(約130億円)にも上り、売上の60%以上はチャタイムが稼ぎ出している。そして、チャタイムの店舗数の9割近くが中華圏以外というグローバルカンパニーである。

六角国際の創業者王耀輝は、起業以前は新竹のハイテクメーカーで経理業務を行っていた。ある日、講演会で「男なら35歳までに起業すべき」という言葉を聞いて、起業を決意する。そして、王耀輝は友人と6人で資本金1000万元を集め、六角国際を創業した。六角という名前は6人の株主というところから来ている。ハイテクメーカーで働いていた王耀輝は、小さな台湾が世界の企業に対して販路を拡大していく様を間近で見ており、六角国際の設立当初からグローバル市場を考えていた。そして、当時スターバックスの進出で盛り上がるコーヒー市場を見て、飲料市場の可能性に注目し、最初に取り組んだのが、テイクアウト専門のコーヒーシップ「La Kaffa六角咖啡」である。しかし、翌年海外を視察して、お茶市場はコーヒー市場より可能性を秘めていると考えた王耀輝は、ドリンクスタンド「茶太屋」をオープンする。それが現在のチャタイムの前身である。

今や世界1000店舗クラスに拡大したチャタイムであるが、特に強いのが東南アジアである。例えば、フィリピンは今年2019年7月、国内第三都市ダバオに国内100店舗目をオープンした。また、インドネシアでは、11月に南ジャカルタのチランダクタウンスクエアに国内300店舗をオープンしており、1000店舗の約半数が東南アジアである。

チャタイムインドネシア300店舗目オープン(六角国際ホームページより)

ゴンチャもチャタイムを展開する六角国際も、店舗数が1000店舗強で規模的に近いように見えるが、実は売上も時価総額もそれほど離れていない。韓国経済新聞などの現地メディアによると、ゴンチャの昨年の売上は1340億ウォン(約126億円)で、売却価格は5000億ウォン(約470億円)。六角国際の昨年の売上は約130億円で、時価総額は約300億円である。規模で言うと2-3倍となるココトカやウーシーランは、この数値の2-3倍となると考えると、企業価値数百億円から1000億円のグローバル企業が、いくつも台湾から生まれていることになる。台湾は、鴻海精密工業(ホンハイ)など電子機器製造業が強いと思っていたが、食分野でもグローバル企業が生まれていたのだ。日本のブームは過ぎるかもしれないが、引き続き台湾ティーブランドには注目していきたい。

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